パワーストーン屋をやっていると、はじめてのお客さんの属性が気になります。
そのお客さんは
パワーストーンの筋の人なのか、
鉱物マニアの筋の人なのか、
一般ピープルなのか。
100%とは言えませんが、概ね水晶の言い方で区別できますので、接客の時の参考にしてください。
<素直に日本語で「水晶」という人>
これは一般ピープル率が高いですが、どキツいパワーストンマニアも、鉱物愛好家の人も使いますので、これは判断が難しいです。
<化学式でSiO2という人>
あまりいませんが、大学で理系に進んだ子が「俺理系ですねん」アピールでいう人が稀にいます。
大学3年くらいになって落ち着いてくると、だいたいこういう子は水晶に戻ります。
いわゆるこじらせた大二病というところでしょうか。
そういう子はこっちの方が圧倒的に知識あるぜ感を出せれば、一つは買ってくれます。
ただ、金はないので一つです。
希元素鉱物あたりをオススメすると喜びます。
<クォーツという人>
こういう人はかなりの確率でガチの理工系です。
相転移の話とかすると目をキラキラして話す人はいいお客様としてご購入いただける場合が多いですね。
相転移の話をしてもふーんと聞き流す人は、単に無愛想か、ガチの鉱物学者だったりしますね、経験上。
そういう方は師と仰いでおだてるしかないです。が、彼らはすでにベータクォーツくらい持っているので、よほどマニアな鉱物が入らない限り買ってはもらえないです。
<「クリスタル」という人>
パターン青。パワーストーン界の使徒と確認、です。
これはほぼ100%間違いないです。
理系の人間にとってクリスタルは「結晶」でしかないので、クリスタルと言ってしまうと水晶なのかバナジン鉛鉱なのか、なんだかよくわかりません。
ので、理系と多少の英語の素養がある人はまず言いません。
水晶のことをクリスタルというのはパワーストーン業界のみの常識です。
<ものによって水晶、ジャスパー、めのうを使い分ける人>
これは石屋業界か、それに関わりのある人間であることが比較的多いです。
業界人として接してあげると喜んでくれる率が高いです。
あくまで私の個人的経験のお話ですが、そこそこな確率でこれは適応できると思います。