いじめの証拠をがっちり確保!職場いじめの迅速解決法


パワーストーン屋といっても所詮小売店。当然人の入れ替わりは激しいです。まぁ私が幹部をやってた会社なんて低給&法令なにそれ状態でしたから1ヶ月でも居てくれる人、ありがとう、ごめんなさい、という感じでしたが。
ただ、それでもいくらなんでも、というスタッフも多いです。面接でそういう人を落とせればいいのですが、まぁ面接なんていくらこなしても変な人は通過させてしまうものです。
おかげさまで困ったちゃんへの対応は事欠きません。
その対応事例を書いてみたいと思います。

ニコニコ愛嬌娘のIさんの事例


Iさんは面接ときは非常に好印象でした。いろんな小売店を渡り歩いている人でしたが、まぁまだ若いから辞めることもあるだろうさ。
美人というよりは愛嬌がある感じの子のほうが女性のお客さんがつきやすいですが、私には後者の方に見えました。
まぁ人も足りないですから即採用です。なにせオープニングスタッフなのに時給低すぎて人が集まらないというどうしょうもない状況でしたし。

さて、二、三日徹夜してやっとオープン。Iさんはキビキビ動いてくれます。ごめん、そこ教えられてなかった、というところもある程度独自に判断してやってくれました。まぁ上司失格ではありますが、ごめんね、多少勝手に判断したことで怒られても俺がカバーするから。そう言って現場担当者に任せて私は本部に戻りました。

さて2ヶ月後、どうもそこの店長から不穏な空気があるとの話を聞きつけます。どうもいじめがあるようだが証拠がつかめないと。
マネージャーとしては店長に「いや、お前がなんとかしろよ」と言いたいところですが、まぁ店長もバイトに毛の生えたくらいの給料しかないのでそんな強いことは言えません。
よし分かった。ということで作戦を練りました。

まずは味方と敵を決める


まず、こういう場合は敵と味方をしっかりと決めてしまいます。この場合現場の店長を味方に、管理部の私を敵にすることにしました。
まず第一に、その店舗に行き、防犯カメラの設置についてのお知らせと同意書を取ります。
その店はバックヤードで休憩が取れるようになっていたのですが、防犯カメラの構造上、どうしてもバックヤードまで映ってしまうので、その映像を見れてしまうのでよろしくね、というお話です。
まぁ普通は同意しますね。
さて、ここで問題です。豪邸住まいのケチケチ社長に防犯カメラの決済を申請したところ当然不可、でした。まぁわかっていた話です。そんなものは想定内です。ここでなけなしのカネで買ったハンディカムと、ケチケチ社長でも買ってくれるダミーカメラがあります。

ダミーカメラを仕掛ける


普通のカメラであれば業者が取り付けなければ無理ですが、ダミーカメラなら素人でも付けれます。なにせギミックですから、ドライバーでチョチョイと付けて終わりです。私がつけていれば当然ダミーだとバレますので、店長しか居ない時に行って取り付けます。
そこで一個だけ、ハンディカムを見えにくい位置に仕掛けておきます。リモコンで操作できますし、低画質であればそこそこ長時間撮れますから便利なものです。
さて、取り付け終わったら店長に指示します。
スタッフにはこう説明しろ、と。
「あのカメラどうしたと思う?まっつんさんが取り付けに来たんだよ。この会社ケチケチだからダミーカメラだって。意味ないよねぇ。」
そしてその後に会社の悪口で盛り上がれ、と。

同意して安心させればもうこっちのもの


さて、Iさんが出勤した時、店長は指示通りに言ってくれました。会社の悪口でも盛り上がってくれたようです。
さて、もうIさんは私の罠にハマり込んでしまいました。
予想通り、翌日にはバックヤードで他の店員さんに嫌がらせをしている姿がバッチリと映ってました。あの笑顔に愛嬌のあるあの子がガチで膝蹴り入れてます。女性不信に陥らなかったのはもともと女性から嫌われることが多かったのと、尽くしてくれた店長さんたちのお陰です。

さて、なぜなかなかしっぽを出さなかったIさんがこんなにも大胆な行動に出たのでしょう。
簡単な理屈です。
単にカメラを仕掛けると、それを最初にダミーだと説明しても、会社に不信感があるかぎり、ダミーじゃないという可能性を少しは疑います。
だってダミーだと説明する側に不信感を持っているわけですから。

しかし、最初にダミーではないといい、それに対して店長はダミーだと言いました。そうなるともう人は疑いません。なぜなら疑うべき敵は私で、敵でない店長が、一緒に悪口を言ってくれる人がいるわけですから。
将棋のハブさんみたいに何十手も先を読めばいくらでも可能性はあるのですが、敵と味方をきちんと演じきってしまえば、それを疑う人はほぼゼロです。

おかげでこの件は話が出てから1週間でスピード解決できました。

最後の面談


最後の面談は私とIさん、そしてもう一人女性幹部を連れて行きました。
店長は絶対に連れて行きません。裏切られたことがバレると逆上して刺されかねませんし。あくまで店長も騙された側を演じてもらいます。
また、一人でも絶対に行きません。男一人と女一人の面談はセクハラされたと言われれると際限なくこじれますので。

私「Iさん、ごめんね、忙しい時に。定期面談というのがあるんですよ。」
I「ええ、全然いいですよ。」
私「皆さんとは仲良くやってますか?」
I「ええ、みんな良くしてくれて・・・」
しばらく他愛もない話をします。そして突如
私「ちなみに、防犯カメラの映像見たけど、Xさんに膝蹴りかましてたよね、あれ何?」
ピタッと饒舌な舌が止まるIさん
I「防犯カメラってダミーじゃないんですか?」
私「ああ、店長がそう言ってたのかな?あれはねぇ、僕の作戦。あくまで現場スタッフにはダミーだと思ってもらうようにしてるのよ。店長の不正も結構多いものでねぇ。でもダミーだと思ったのは店長の勝手。私は最初に同意書取ったよね。」
私「さて、もう一度聞くけど、皆さんとは仲良くやってますか?」
I「・・・・・・・」
私「すまないが、もうお互い信頼関係をもって仕事することはできないね。解雇か自主退職か、好きな方を選んでくれるといいよ。」

以上、終わりです。
アフターフォローは騙されたふりをした店長にやってもらいます。だいたいは店長も騙されていた側だと思ってくれますので、理不尽に解雇されたと店長にはぶちまけて帰って、もう二度と来ません。
「なにそれ、不当解雇じゃん、訴えなよ。」と店長が言ったとしても証拠が握られているわけですから絶対に訴えてはきません。
不当解雇だと訴えられたことはありませんがね。

こうすると、店長からも畏れ敬われ、上司部下の関係もうまくいくようになります。
さて、実は更に裏をかいてダミーカメラじゃないカメラをしかけて店長も監視?
それは絶対にやりません。こういう関係になった以上、あとは人間同士の信頼関係を築く方が圧倒的にうまくいきます。
少しでも監視している感をだしたりしてしまうと、せっかく築き上げた信頼関係がは崩壊です。ゼロではなくマイナスになります。

昔ではありえない話だと思うのですが、部下に耐えられなくて会社を去る上司も居ます。
そうなる前に、この記事が参考になれば幸いです。
要点は、敵と味方をきっちり分ける、とうことです。
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