レーザークォーツの先端の分子構造が緻密だとかいう店は「自分は無知ですよ」と言っているようなもの


以前、パワーストーン屋さんで働いていた時に部下が作ったポップに「レーザークォーツは先端に行くほど分子構造が緻密で・・・」という記載を見たことがあります。

何だこりゃ、と思い直ぐに外させて何を考えてるんだと問うてみるとネットにそう書いてあったからと。

明日から日本国民は毎日1000円私の口座に振り込まなきゃならないとでも2chに書いてみようかと思いました。

 

さて、それが何年か前の話ですが、レーザークォーツで検索すると未だにそんな説明が散見されます。この人達は明日から私の口座に毎日1000円ずつ振り込んでもらいましょう。

 

さて、水晶は二酸化ケイ素の結晶なわけですから、そこで分子というのも若干ひっかかるものの、まぁ細かいことを置いとくならば酸素2つとケイ素1つが分子なのでしょう。

結晶であるわけですからそれが規則正しく並んでるわけです。それはもうガッチリと。

さて、その「分子構造」とやらが緻密になるってことは、どうあがいても原子間距離が小さくならないといけません。これ以上ないくらい強固に共有結合で結びついている子たちが、先端に行くからといって距離を更に縮めることができるでしょうか。

同じ気圧、気温の条件下でそれが成せるならば、物性物理の基本が吹っ飛びますので、数年内にノーベル賞いただけます。

まぁアニメや漫画で出てくるレーザー銃の見過ぎでしょう。

そんなポップを書いていた彼は驚くべきことにそこそこ有名私立大学出身。

まぁ記憶はしなくてもいいし、大学入試の物理が解けなくてもいいけど「物理感」は身につけないかんよなぁと思った事件でした。

 

<その上でレーザークォーツのいいところ>

さて、分子構造だとかアニメの見過ぎな話は置いておけば、レーザークォーツは非常に神秘的な透明感があると思います。

条線が多いことでクリアすぎず、なんというか悠久の時を経たつららのような、柔らかくも重厚な感じのものがこんなに産出するのは凄いです。

これに関しては決して安いとは言えませんが、パワーストーン的な変なブランド価値はついていない、そこそこ適正な値段のものが多いように思えます。

水晶をコレクションするなら1個は持っておいて損のないものでしょう。

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