アゼツライトを考えてみる


 

パワーストーン業界では次々に新しいものが出てきます。アゼツライトもその一つ。もう随分前にブームは過ぎ去ったようにも思えますが、ここでアゼツライトについて一通り書いてみましょう。

<アゼツライトのあらまし>

アゼツライトについて一言でまとめるとこんな感じです

・ノースカロライナ州の鉱山から出てくる水晶をパワーストーン界の指導者的な人であるロバートシモンズ氏が「アゼツライト」と名付けた。

<鉱物的には水晶でしかない>

石の最後には「ite」を付けることが多いです。ラテン語かどこかの古語で「石」という意味だったと思います。

マグネタイト(磁鉄鉱)、ジンカイト(紅亜鉛鉱)のような鉱物名のみならず、アンモナイトなんかもそうです。

そこでアゼツライトも一つの独立した鉱物だろうと思う人がいるかもしれませんが、これは水晶でしかありません。

さすがにこれを全く別物としているほど無知な人はほとんどいないですが、そう言ってしまうと元も子もないので「エネルギーが違う」と表現されてますね。多くの場合。

ネットを見てると「水晶とほぼ同じ」と言っている人も多いようですが、むしろこっちの方がタチが悪いですね。「ほぼ同じ」って表現は読者に「実は別物」と気づかせる書き方です。人間、他人に言われたことに従わないタイプでも、自分で気づいた、体験したことに抗うのは難しいです。

極端な例で申しますと、幻覚作用のある薬を飲ませて神秘体験をさせていた宗教団体がありましたね。体験したことほど自分を縛りつけるものはありません。

 

<石もニュースも一緒>

ニュースを見るとき、少なくとも大人であればだいたいその裏を想像するはずです。

TVのニュースであれば一般人が想像する程度の裏はコメンテイターが言ってくれるようになっております。

さて、このアゼツライト。ノースカロライナ州の水晶の採掘なんかをやっていた鉱山跡で見つかったとか。事前に行っておきますが、ここからは全くの想像です。鉱山主としては綺麗な石が採れなくなったら、もう閉山するしかありません。山としての価値もガタ落ちでしょう。あとは商品にならない白く濁った水晶があるのみ。

私が鉱山主だったとしたらどうするか、あきらめるか、頑張って何としてでもそれに付加価値をつけるか、商売にはその2択しかありません。その近くにパワーストーンの世界的権威みたいな人がいたら・・・・・。

少なくともニュースを見る時にこれくらいの裏は想像するはずです。

再度いいますが、アゼツライトがそうだとは言いません。私が勝手に想像しているだけです。

 

<それでもエネルギーを感じるというならば>

ただ、エネルギーを感じるとか言ってしまえばそれはもう「悪魔の証明」です。完全な否定はできません。

それでプロモートに成功したH&E社は、正直商売人として上手いなあ、羨ましいなぁと思います。まぁ服飾品に全く興味のない私としてはヴィトンやらシャネルやらも似たようなものです。

それを感じて幸せなのであれば全くそれを否定するものではありませんが、少なくとも心の弱った人に高額で売りつけるのは、商売人として正しいかもしれませんが私はやりたくないです。

 

ただ、強いて言うならばブランド戦略としてちょっと手を抜き過ぎじゃないかと思うのがあの証明書。厚紙の質は正直良くないし、あんなものコピーし放題。あの程度の品質の水晶であればいくらでも出るでしょうから偽物を作る意味もないですが、そのうちクリアアゼツライトなんておかしなもんが出てきそうな気もしますねぇ。

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